2023/5/20 ドル円検証・考察

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こんにちは、Shinです。昨日はパウエルさんの発言で相場が逆行しましたね。米国の債務上限問題やインフレ率2%など、米国経済に痛みは必要という発言で一気に流れが変わりました。
相場にはテクニカルもありますが、こういった要人発言で形成が変わる事があるのも魅力の1つです。


ただ、発言系や経済指標は結果が不透明なので、ノーポジにするか損切を決めておかないと無駄にリスクを取る事になるので注意しましょうね!
私も今まで散々痛い目にあってます💦わかってはいるんですけど、逃げられない戦いってありますよねw

さて、今回はドル円の検証・考察をやっていきたいと思います。
あくまでも個人の見解での検証・考察になりますので、投資は自己判断で御願いします。

目次

環境認識が相場を制す

まずは、環境認識を行っていきます。私は為替相場では基本的にデイトレです。長く持つ場合もありますが、その場合はしっかり逆指値を設定します。日が変わったり、週を跨ぐ時は何が起こるかわからないので💦

さて、はじめましょう!
ドル円月足チャートから順番に認識していきます!

ドル円月足チャート

2012年を起点にして、現在は上昇しています。サラっとラインも引いてますが、方向感としては上昇を続けている事がわかると思います。月足はデイトレには必要ないんじゃないかと思う人もいますが、大きい足から確認する方がわかりやすいです。

月足では上昇方向ですが、下がってきていますので調整の可能性も考えます。

ドル円週足チャート

月足でのラインは残してあります。週足ではトレンドの終わりが見えてきました。個人的にはトレンドの終わりは『ダウ理論』での判別をしています。
これです。

安値を切り上げて高値更新していたドル円でしたが、安値を更新しました。

これで、週足で形成していた上昇トレンドが崩れた根拠が1つ出来ました。

しかし、赤い線で安値を切り下げてから落ちてきていません。また上昇しています。
こんな感じだと迷っちゃいますよね^^;

この状態で考えられることは2つ。

1⃣新しく上昇トレンドが出来るのか?
2⃣調整段階に入っているのか?

その答えは・・わかりません。相場はランダムウォークなので、何が起こるかわからない。

という事で、フィボナッチリトレースメントとラインを新たに引いてみます。

フィボナッチリトレースメントや、先ほどの黄色の線から赤の線に向かって引きます。
これで、どれくらいまで価格が戻りそうか考えます。
個人的には、『38.2』『50.0』『61.8』を基準にしてみています。

こうしてみると、既に『38.2』は超えているので、『50.0』か『61.8』に絞る事が出来ます。
続いてラインを新たに引いてみます。

すんごいゴチャゴチャしてきましたね。とはいえ今の大まかな流れがわかりやすくなってきてるのも事実です。
週足では、このラインを抜けてきたら赤い線の安値を切り下げる可能性が高くなります。

週足では、高値を切り下げていますがが、直近では切り上げて上がっています。
月足の調整で週足が下降トレンドを形成するかは、今のところ確実性はありません。

ドル円日足チャート

さて、月足と週足を見てきた感じですと、方向的には上ですが一旦調整が入る可能性があります。
デイトレを行う上では日足・4時間足の方向性が重要になりそうです。

日足チャートです。白いラインが月足のライン。水色は週足のラインです。フィボナッチリトレースメントは週足の高値から安値を結んだものです。
今は週足のラインで上昇していますので、日足では上です。下落していますが、今までと止められていたラインを上抜けているので安易なショートは日足レベルでは危険です。
また、直近では安値を切り上げながら上昇しています。水平線とラインを引いてみます。

日足だけで考えるなら、上昇局面で赤いラインに沿って安値切り上げしていて、重要な水平線を抜けているという事になります。

日足の局面でも上昇している局面です。

ドル円4時間足チャート

4時間足になると一気に画面上ではわかりにくくなりますよね。月足は表示しなくても良いですが、チャート表示は4画面にして『週足』『日足』『4時間足』『1時間足』位を同時に見れるようにすると全体の流れがわかりやすくなると思います。

4時間足で見ると、直近はダブルトップを下位足で形成して、高値を切り下げて落ちてきているのがわかると思います。ですが日足で引いた水平線で止められて戻していますね。

ですので、止められていた水平線の上に位置しているので、水平線を実体が抜けてくるまで4時間足レベルでは何もすることはありません。というか今ロング・ショート出来るところではないと考えています。

4時間足では、上昇し下落していますが、エントリーポイントは現在ありません。

ドル円1時間チャート

ドル円1時間足チャートです。直近ではパウエルさんの発言で『高値切り下げ・安値切り下げ』をしています。
けども、だからと言って反転したと考えるのは早いです。1時間足では上昇トレンドを継続、トレンドのラインが出来ています。
ちょっと引いてみますね。

トレンドの方向性をラインで引くとこんな感じです。いろんな引き方があると思いますが、上昇は安値に下降は高値にこんな感じで目安として引いてます。

月足~日足は上目線。4時間足と1時間足も微妙といったところです。
個人的には、1時間足で引いたピンクのラインと日足の水平線を下抜けて、戻した反発でショートを狙う感じになります。

と、ここで1時間足の上昇は日足や週足だと、どんな風に見えるかわかりますか?

この部分ですね~見づらくて申し訳ありません。では、週足・日足の順番に見ていきます。

週足

日足

おまけで4時間足

週足では見えないくらいの存在、日足ではわかるかな?くらい、4時間足でやっとわかる。1時間足の存在って小さいもんなんです。だからこそ、大きな足を軽視してはいけないという事です。

ドル円30分足チャート

え~~~~~うっそ~~~ん!何も見えない!!!
これが『木を見て森を見ず』なんてね(・ω・)ノ

ということで、30分足は1時間足と同じです。ラインと水平線を抜けてこない限りは、ショートはしない。
そしてロングする場面でもないという事です。黄色の移動平均線は200EMA ですが、このまま揉み合えば平行から下降へ向いていきそうです。
という事は他の移動平均線も同様の事が言えると思います。

まずは、見守る事が大事になりそうです。

ドル円の見解とエントリーポイント

月足は置いといて、週足では上昇ですが調整局面に入る可能性があり、日足では週足の戻り売りの調整に入っている可能性も考えられます。ただ、大きな流れは上昇局面なのは変わりなく、全体の目線が下になるのは週足で月足の調整局面を作ってからの様な気がします。その時には日足は下降トレンドを形成する可能性が高いです。

直近のエントリーポイントは、1時間足のラインと日足の水平線を下抜けた時でのショートエントリーです。しっかり実体で抜けたのを確認して、30分・15分足でタイミングをみて入ります。
短期的な入り方になるので、ショートが上手くいって下降したとしても『高安切り上げ』で決済します。

それ以外は、ドル円に関しては考えていません。

大きな時間軸では、上昇している事を忘れずに・・

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