おつペチ🐷
今日はSNSなどで話題の新NISAについて、日頃から溜まってる鬱憤を晴らすべくキーボードを叩いてます。それは半分ウソです。
とはいて半分は本当のことです。新NISAの開始が近いという事もあってか、前よりも新NISAに対しての投稿だったりインデックス投資に対する投稿が増えています。
正直最初は他人の資産の事なんてどうでも良いんですけど、どの投稿もリスクを踏まえた上で発信してないので、私の新NISAに対しての考えと共に色々書かせて頂こうと思いました。
1つ注意点なんですが、新NISAについては間違ってる部分もあるかもしれません。もし間違ってる部分があれば教えて下さいね。
来年度から開始「新NISA」
新NISAについては、多分私よりもみなさんの方が詳しいと思います。金融庁が発表している新NISA制度についてはこちら
こうしてみると、良い制度が出来たな~と思います。個人的には「老後の資産を自分で作れってことだろ」と思ってしまいます。
副業を推進して見たり、新NISAを作ったあたりを考えると日本の未来というモノを考えさせられます。
ざっと新NISAをまとめると
- 非課税期間が無期限化
- 投資可能期間の恒久化
- つみたて投資枠(120万)と成長投資枠(240万)の併用可
- 年間の非課税枠が最大360万円
- 最大1800万、つみたて投資枠を未使用にすると非課税枠の上限は1,200万円
- つみたて投資枠は定期購入のみ、成長投資枠は定期購入もスポットも可
- 枠の再利用が可能
こんな感じかなと思います。
SNSで頻繁に見かける「一括投資」「5年1,800埋める」問題
SNSでは頻繁に新NISAについて「始まったら360万一括」「5年で1800万埋めるの最適解」とか言ってる人がいます。SNSって給料多い人がいっぱいいて、20代でも埋められるのかよ!っと思います。
私が20代の時に大企業に勤めてる人もいましたが、氷河期時代という事もあってか多分一括で出来る人はいなかったと思います。でもSNSには大勢いる。不思議な世界です。
ちなみに、新NISAの制度では成長枠240万円に対して一括投資出来ますが、残り120万円は積立で埋めるしか現行の制度ではありません。
ですので、1年で360万を埋める事はできても一括投資で360万円はムリです。
なので成長枠240万を一括で購入して、毎月10万円つみたてして120万円。合わせて1年で360万円を埋めるという事になります。
それを繰り返していけば、5年で1,800万円埋められます。
ただし、投資を知らない人が例えば5年で1,800万円新NISAに投資できるなら、そのまま貯めた方が安全だと思いますよ。
それは次に書きます。
投資には必ずリスクがある
インデックスにしても株にしても、投資には必ずリスクがあります。5年で1,800万円投資できる余裕があるなら投資に興味がないなら貯めた方が安全です。
インデックスやるにしても、株をやるにしても、こういったリスクがあるという事を知って欲しいです。
相場はランダムウォーク
相場は常にランダムウォークといってランダムに上下しています。一括で投資するメリットは下で買った場合に大きく利益がでます。逆に上で買った場合に価格が下がってしまったら損失も大きいという事です。
一括投資は、大きな利益になる可能性もありますが、大きな損失になる可能性もあります。
機会を伺いながら買う事で、一括投資よりもリスクが小さくなります。もちろん、利益も小さくなります。
インデックス・個別株など投資に関わる全ては、チャートでランダムに上下しながら動いているという事を知ってください。そして、それが利益にも損失にも繋がるという事です。
為替ヘッジ
投資商品には為替ヘッジが適用されている商品と為替ヘッジが適用されていない商品があります。この理解をせずに海外のインデックス(指数)に投資していると思わぬ損失をする事になります。
それが「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」です。これは、基準価額が為替相場の影響を受けているかそうでないかを意味しています。
為替ヘッジあり
為替ヘッジありの特徴は
- 為替の影響を抑える事ができる
- 為替損益の影響が限定的
- ヘッジのコストがかかる
という特徴があります。簡単にいうと為替変動の影響をあまり受けない代わりにヘッジコストがかかります。
為替ヘッジなし
為替ヘッジなしは、為替変動の影響を受けるという事です。その分ヘッジコストはかかりません。
基本的な特徴は
- 為替の影響を受ける
- 為替損益が発生する
- ヘッジのコストがかからない
為替ヘッジなしは、為替相場の影響を受けます。話題になっているインデックス投資は「ヘッジなし」が多いと思います。
極端な話ですが
例えば現在ドル円150円だとしましょう。年明けに149円に価格が落ちていて200万で購入したとします。
年末に140円に価格が下落したとします。株価は一緒だとすると約13万円の損失になります。
逆に上がっていれば利益にもなります。
一番損失が大きいのは、為替も下がり株価も下がるという事です。こうなると2重の損失になります。
投資は結果でわかりますが、こういった為替ヘッジのリスクもある事を知ってください。
どんな国でも好景気・不景気はくる
どんな国でも好景気・不景気はきます。それは、経済・地政学(自然災害・戦争・疫病)などです。これは今絶好調のアメリカでもです。
好景気は長くは続きませんし、不景気も長くは続きません。それは歴史が証明していますし、今を生きている人なら体感したはずです。そうコロナです。
日本も経済成長を続けてましたが、バブルが弾けて今ではマイナス金利を採用しているほどです。逆に中国経済は発展しましたが、今は不動産業界が危ない状況です。
インデックス・株・FXや全ての投資は、こういった様々要因が原因で大きな動きをします。
どの国でも将来絶対に右肩上がりに上がり続ける国は考えにくいんです。
個人的な新NISAの考え
ここまでリスクを知って欲しくて書きました。大切な資産なので出来れば損して欲しくないし、損失を招く事があっても最小限で押さえて欲しいと思います。
年間最大360万の枠は魅力だと思います。非課税になるなら尚更ですよね。
私ならどうするか?という点で簡単に話をさせて下さい。
まず最初は「つみたて投資枠」を使います。毎月決まった額を積み立てていきます。5年で埋めるというよりは老後から10年前までに埋める算段をつけていきます。
これは、現状の120万円×5年=600万円の事です。
利回りが4%なら、600万円を10年で約900万円までもっていくことが出来ます。もちろん損失も出ると思いますが、積み立てた年月が長ければプラスになっている部分もあると思います。
なぜ、つみたて投資枠をコツコツ積み立てるのかは、買った価格の総平均を低くするためです。それと、今の金利・為替・株価の動きからしてもコツコツ積み上げる「つみたて投資枠」を使うメリットは大きいと判断しました。
そんでもって、成長枠での240万円ですが、これはスポット購入で買っていきます。この機会に個別株をやりたい人にとってはチェレンジしやすい環境ですよね♪
先ほども話をさせて頂いた通り、相場はランダムウォークです。買いを入れて将来の利益を得るのであれば「買いを入れられる相場状況」が望ましいと考えてます。
また、買い場が来たのに枠がいっぱいで買えないなんて勿体ないので、買い場が来るまで使える枠は取っておきます。
あとは、買い場が来たら買うという感じです。
個人的に、新NISAについての考えはここまでです。何を買うかは株については言わないです。
ただ、何も考えずに投資を運用するのは辞めて下さい。Twitterでも書きましたが、せっかく働いて貯めたお金だと思いますので自分で納得がいく投資をして欲しいと思います。
最後にこれだけは言いたい!
図もないし、殴り書きな文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。
最後にコレだけは言いたい!というか伝えたくて書かせて下さい!
「投資は自分で考えてやってください!」
SNSには勉強になる投稿をしている人もいます、参考になる本もいっぱいあります。それは事実です。
ただ、ほったらかしていい投資なんてないと思ってます。そりゃあ亡くなった人が利益になってるという事実もあるでしょう。しかし、その人たちも自分で考えて選んだ銘柄だと思います。
自分で考えて、自分で選択して、自分で悩んで、自分で実行して、そうしてやっと成果が表れるし、経験が付くと思ってます。経験値は本当に大切だと思います。
ですので、人の意見を参考にするのは良い事ですが、それを全て自分に落とし込んで納得が出来る投資をして欲しいと切に願ってます。
言いたい事を言いたいだけ最初から最後まで今回は書かせて頂きました。
できれば、皆さん全員に成功して欲しいと思います。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます!