2023年9月30日ドル円考察。米国会計期末はどうなっちゃうの!?

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こんにちは、いやこんばんはかなワトソン君!

どっちがワトソン君やね~ん!!

という事で、ドル円の考察をしていきたいと思います。

目次

どうなっちゃうの?!米国会計期末

まずは、米国に米国会計期末という来年度の予算を9月30日までに決めないとダメですよという決まりがあります。来年度とは2023年10月1日~2024年9月30日までの事です。

日本人からすると『なんで10月からなんだ?』と思われがちですが、日本の会計年度が4月~翌年3月になったのも明治22年に正式に採用になっただけで、明治22年以前はころころ変わっています。

また、米国だけでなく【イギリス4月~3月】【フランス1月~12月】と国によって異なります。

で、話を戻しますが
現在米国では来年度の予算案が通ってません。そして11月17日まで交渉期間を延長する為に「つなぎ予算」を提案しているのですが、つなぎ予算までも通っていないという事態になっています。

これが通らないと10月1日~政府機関は閉鎖になり、大変なこっちゃとなります。
想像してみて下さい。例えば日本政府が閉鎖されて、公務員や国から給料などが出ている労働者が自宅待機や最悪無給で働く・・大変なこっちゃですよね。

今、そういった事態が懸念されているわけです。
もし閉鎖が長期間続くと格付けにも影響が出て来そうです。

政府閉鎖はトランプ大統領の時も閉鎖されましたが、会計年度期末で閉鎖されたのはオバマ大統領の2013年10月1日~16日までです。
この時のドル円のチャート4時間足です。

四角の枠の中が10月1日~16日までのチャートです。
四時間足を見る限りでは、なんとも言い難い中途半端なロウソク足ですね。10月1日を目安にというか、それまでの下降トレンドを継続しているといった見方でしょうか。

これだけでは、仮に閉鎖になった時のドル円の動きが読みずらいので、月曜日は米国政府機関の情報を確認しながら東京・ロンドン・ニューヨークの動きを見た方が良さそうですね。

仮にポジションを持ったとしても、市場が変われば動きが大きく変わる可能性があるのでリスクを最小限に抑えて持ち越すか、ポジションを決済する方が良いと思います。

ドル円考察

米国会計の要因を含めると方向感がつかめませんが、それ抜きで考えていきます。

まず、月が変わるので月足を見ていきます。

ドル円月足

月足では強い上昇がみられます。現状マイナス金利の日本と高金利の米国ではドルを買う以外の選択肢はないということが月足を見るとわかると思います。

前年は10月に高値をつけて、11月・12月と下げてきています。月足でのダブルトップを作って下落するか、それとも超えてくるかです。

月足だけですと、買い
週足や日足での明確な転換がないかぎり、ショートポジションは危険信号になりそうです。

ドル円週足

ドル円週足は3週前にしっかり反発して陽線を作って、上昇中です。151円~152円位には介入がある可能性も考慮したいですが、いつくるかわかりません。

とはいえショートできる場面ではないので、週足も月足同様に買い目線という感じです。

ドル円日足

誰が見ても明確な上昇トレンドを形成しています。直近でも20EMAを起点に支えられているので、20EMAに支えられるか下抜けるかがポイントになりそうです。

個人的には149円900~150円100位を超えるかどうかを見ていきたいところです。
キリ番が意識される事・フィボナッチエクスパンション161.38付近・このまま上昇すると150円500位がラインのタッチ付近なのでゾーンに入ってくることが理由です。

米国会計や中国不動産・月初も含めてどうなるかはわかりませんが、日足で見ているのは上値を超えるかどうかです。

ドル円4時間足

ドル円4時間足の最後の足は陰線になってますが、これは週末ではポジション決済の影響と考えられる毎度おなじみのロウソク足なので気にすることはないでしょう。

金曜日は東京市場~ロンドン市場前半にかけてドル安円高になりましたが、結局全て戻して元通り的な感じで終わりました。
ドル円も戻しましたが、陰に隠れてポンド円は上下に大きく動いてました。

今のドル円は下がれば買いが入るという状況です。たとえ下がったとしても買いが入って戻って更に上昇している状態です。

もちろんマイナス金利の日本の影響もありますが、イギリスの経済状況・ユーロ圏の経済状況・そして中国不動産の件など含めてドル買いが進んでいる事も考えられます。

現在経済指標なども含めて、米国ほどの国はありませんということです。

ドル円1時間足

ドル円1時間足には、ある程度意識されている所に水平線を引いてますが、買いが入りそうなところが結構あります。なので、スタンスとしては「下がったら反発を確認して買いを入れる」という方向性が現在の相場では正解と考えられます。

SNSなどでは介入がささやかれてますし、鈴木財務相も毎日呪文のように唱えているのでショートして爆益だ~という気持ちもわからなくないですが、ここまで強い上昇を続けているドル円を安易にショートするのは危険です。

それに、もし下降トレンドに転換すれば、ここまで買いが入っているポジションが決済されて売りが増加するので大きな下落になる可能性も高いです。


ですので、まずは現在の相場の方向性を大事にすることが必要だと思います。

どのインジケーター使えばいいの?

先日DMで「どのインジケーターが良いですか?」という質問を受けました。私も全然勝てない、上手くいかない時期はインジケーターのせいにしてましたが、実はどのインジケーターでも勝てるようになるとおもってます。

私は、移動平均線(EMA)とオシレーター系でRSIを見る事もあります。今のスタンスで利益が出ている以上は一生変える必要ないなって感じです。

なぜかというと、他のインジケーターを新しく入れると、他のインジケーターとの組み合わせとか余計な考えが入ってしまうからです。

変な話ですが、200EMAだけ1本表示させるだけでも問題ないと思ってます。

これは、ドル円15分足ですが、200EMAを起点にすれば○のような所で反発をみてトレードする事も可能です。
ただ、僕の場合はスタイルが出来上がっているのと、何色か欲しいので今の形にしています。

200EMAでもトレードすれば出来ますし、他のインジケーターでも利益を出せるところはあるはずです。
利益を追求するのは気持ち的に凄くわかりますが、まずは利益というよりは現在使っているインジケーターやトレンドライン・水平線・フィボナッチなどで勝てる可能性があるところを見つける事です。

10円でも良いです。もちろん100円でもOK
それは投資している金額が違うだけで、大きくなれば利益も大きくなります。

焦らなくても大丈夫です。
いや、逆に焦って欲しくないです。焦りは欲を強くしますし、損失に繋がります。

まずは、10円でも利益が出せる形を見つける。それからでも全然遅くないです。

FX頑張りましょうね♪

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